August 06, 2007

24.タンク貯蔵所の基準

24.タンク貯蔵所の基準

学習のポイント:タンク貯蔵所には、屋外タンク貯蔵所、屋内タンク貯蔵所、地下タンク貯蔵所、簡易タンク貯蔵所および、移動タンク貯蔵所の5つがある。
◎屋外タンク貯蔵所(危政令第11条)
 「位置」(保安距離)、「標識・掲示板」・・・・製造所と同じ

1.引火点を有する液体危険物
 第4類危険物のこと:ただし動植物油類は別
 敷地協会との距離:保安距離とは別に引火点で距離を規定

2.保有空地
区分                     空地の幅
指定数量の倍数が500以下の屋外タンク貯蔵所:3m以上
        500〜1000        :5m以上
       1000〜2000         :9m以上
       2000〜3000         :12m以上
       3000〜4000         :15m以上
       4000〜           :当該タンクの水平断面の最大直径、または高さの数値のうち、大きいものに等しい距離以上、ただし15m未満であってはならない

3.防油堤
(1)容量:タンク容量の110%以上
(2)高さ:0.5m以上
(3)面積:80000m2以下
(4)水抜き口:排水用 ⇒ 開閉弁を外部に設ける

4.特例
 規則第15条ほか

屋内タンク貯蔵所(危政令第12条)
 「標識・掲示板」・・・・製造所と同じ

1.タンク専用室:平屋建て
2.タンク間隔:0.5m以上
3.タンク容量:指定数量の40倍以下、第4類20000L以下

地下タンク貯蔵所(危政令第13条)
「標識・掲示板」・・・・製造所と同じ
1.間隔:0.1m以上
2.タンク周囲:乾燥砂を詰める
3.圧力タンク:安全装置

簡易タンク貯蔵所(危政令第14条)
「標識・掲示板」・・・・製造所と同じ

1.貯蔵タンク容量:600L以下
2.一つの簡易タンク貯蔵所に設置する貯蔵
 タンクの数量:3以内かつ同一品質の危険物は1
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