March 10, 2005

21.燃焼危険性の諸要因

21.燃焼危険性の諸要因
 学習のポイント:ここでは燃焼を左右する要因について整理する。

1.蒸気比重

引火性液体蒸気:1より大きい(空気比)・・・・側溝に沈む
        空気の見かけ分子量:29
        ジエチルエーテル(C2H5)2Oの分子量:74
        比重:74/29=2.6

2.沸点など

沸点:低いものほどよく蒸発し、危険
燃焼範囲:広いものほど危険
引火点:低いものほど危険


3.発火点

4.最小発火エネルギー

可燃性混合気:炭化水素:小さい10-4〜10-5 J
       粉塵:大きい10-3 J

5.湿度

静電気防止:温度を上げる(空気の伝導性を上げる)


6.熱伝導度

熱伝導度:小さいとなかなか冷えない・・・・畜熱する
     気体<<<液体・固体

7.発熱量

大きいほど温度が上がる

8.水に溶けるか溶けないか

非水溶性  水に浮く・・・・注水消化は火災拡大
水溶性   注水消化が効果的

9.爆発

閉鎖系  被害甚大・・・・通風換気が重要

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